日頃考えていることをメモがてら書いていきます

とくに興味を惹かれる話題がなかったので――「確証バイアス」


 みなさんこんにちは、倫道です。

 相変わらず時間を持て余している私ですが、今日はとくに考えたくなるような時事ニュースや話題が見つかりませんでした。
 
 ちょうどいい機会ですので、今回は私がこのブログで自論を主張するつもりである関係上、無視できない問題である「認知バイアス」についての話をしようと思います。

 「認知バイアス」って、皆さんご存知でしょうか。

赤ちゃんはてな

 



 
 「ご存知でしょうか」などと訊いておいてなんですが、私もとくに心理学に詳しいわけではないので、私の理解している範囲で簡単に説明します。

 「認知」というのは、私たち人間が感覚器官より得た情報を解釈することです。
 あなたが赤くて丸い物を見て「あれはリンゴだな」と判断したとします。この判断の過程が認知です。

 そしてバイアスというのは偏りのことです。
 つまり認知バイアスというのは簡単に言えば、解釈・判断の偏りです。

 確証バイアスは認知バイアスのひとつ。説明はWikipediaから引用しました。

 

確証バイアス(かくしょうバイアス、英: confirmation bias)とは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと
Wikipedia:確証バイアス




 過去にはこの確証バイアスを検証するために、死刑制度について賛成・反対の意見をもつ者を集めて制度に関するレポートを評価させる実験がありました。
 それぞれの実験参加者は自分の考えと合致するレポートを高く評価し、反対にそうではないレポートを低く評価。
 結果、自分の考えを反証する意見やデータに触れたにもかかわらず、賛成派も反対派もより極端に、自分の考えを固めてしまったそうです。

 ある事柄についての、私たちの「こうかな」という予期、あるいは「こうであってほしい」という期待が解釈・判断の偏りを生んでしまうということですね。


 自分の中にはじめから「確証」があり、そのために認知が歪み、それがますます「確証」を確かなものにしてしまう。
 この「確証バイアス」に判断を歪められるのは、自分の考えを他の人に披露し、理解・納得してもらいたいと思う人間にとっては絶対に避けるべきことです。
 
 自論を強化する情報ばかりを見て、反証する情報を考慮しない。
 そんな者の考えに共感したり、真面目に反論したりしてくれる人がいるでしょうか。



 認知バイアスの影響を全く受けずに物事を解釈・判断できるとは思いません。
 ただこういうものを知っておけば、「もしかしたら今、自分は偏った思考をしているのではないか」と自己を顧みることができます。
 私は常にそうありたいです。




 記事に関する質問やご意見お待ちしております。
 記事内における私の見解と異なるものであっても構いません。忌憚のない意見交換をしましょう。
 
 
[ 2019/02/21 15:49 ] 雑考 | TB(0) | CM(2)
認知バイアスといえば
最近ツイッターを使うようになって、「生存者バイアス」という概念を知りました。
人が言う「大丈夫!」をなかなか信用できないのは生来の臆病者もあるけれど、それ(生存者バイアス)を「大丈夫!」と断言する人のバックに感じていたからなのかなあ、と自らの腰の重さのよって来たる所以を理解できた気がして嬉しかったです。
確証バイアスはじめ、個人が何かを判断する際にそれらから完全に自由になるのは難しいけれど、自分の思考のハンドル癖を知っておくことは大事だなと改めて思いました。
[ 2019/02/21 21:31 ] [ 編集 ]
ハリモグタン様、コメントありがとうございます。
「生存者バイアス」は震災以降、ネット上ではけっこう知られるようになってきましたね。
最後の部分は本当に仰る通りです。
「ハンドルの癖」という表現の仕方、好きですね。
[ 2019/02/25 12:45 ] [ 編集 ]
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